ドクター紹介
- マサチューセッツ総合病院 顎顔面外科学分野
- ハーバード歯科医学校
- 骨格生物学研究機関
「専門性」と「通いやすさ」の両立を
皆様、はじめまして。
当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
歯科医院を新しく選ぶとき、皆様はどのような不安や疑問をお持ちになるでしょうか。
「どんな先生なのだろう」
「無理に高い治療を勧められたらどうしよう」
「痛くされないだろうか」
「土日しか通えないけれど、診てもらえるのだろうか」
私は、こうした患者様の不安の一つひとつに誠実に向き合い、取り除いていくことこそが、医療の第一歩であると考えています。
私は、約20年間にわたり大学病院に勤務し、口腔外科やインプラントという「専門医療」の最前線で研究・臨床・教育に心血を注いできました。
その後、アメリカへの留学や、都内の自費専門クリニック、地域密着型の一般歯科クリニックでの勤務を経て、この上永谷という落ち着いた、温かい雰囲気の街に出会いました。
これまでに培った20年以上の経験と技術のすべてを、今度はこの街の皆様の健康を守るために捧げたい。
それが、私がこの地にクリニックを構えた原点です。
当院は、最先端の治療をこれ見よがしに押し付けるような医院ではありません。
「保険診療を最大限に活用し、患者様の人生に寄り添うかかりつけ医」として、お口のことで困ったときに真っ先に思い出していただける、そして生涯にわたって安心して通い続けられる場所を目指しています。
専門性を追い求めた「大学病院での20年間」
大学卒業後は、大学病院の勤務医として約20年間、臨床の最前線に身を置くことになりました。
大学病院では「講師」という役職を拝命し、日々、以下の3つの使命に全力で取り組んでまいりました。
臨床(目の前の患者様を救うこと)
難症例のインプラント手術や、顎変形症に対する外科的矯正手術など、高度な専門手術の執刀。
研究(未来の医療を発展させること)
より安全で予知性の高い骨再生医療などの研究。
教育(次世代の歯科医師を育てること)
若手歯科医師たちの育成や、学生への指導。
大学病院での日々は非常に充実しており、やりがいに満ちていました。
多くの難症例を解決し、患者様から感謝されるたびに、専門性を極めることの意義を実感していました。
この20年間で私が経験したインプラントの埋入本数は6,000本以上にのぼります。
現在でも、顎変形症に対する全身麻酔下での外科的矯正手術を年間約15例担当するなど、外科のスペシャリストとしての技術を磨き続けてきました。
また、「日本口腔外科学会認定医」「日本口腔インプラント学会専修医」の資格も取得いたしました。
ハーバード、そしてボストン留学で突きつけられた「根本的な問い」
2018年から2020年までの2年間、私はさらなるスキルアップと最先端の知見を求め、アメリカ・ボストンの世界トップクラスの医療・研究機関へと留学する機会を得ました。
これら最高峰の環境において、私は最先端の骨再生研究と一部の臨床診療に携わりました。
そこでは、世界中から集まる優秀な医療従事者たちと最新医療を学ぶことが出来ましたが、私が強い衝撃を受けたのは、技術の高さそのものではなく、「アメリカの歯科医療と、日本の歯科医療との間にある、考え方の根本的なギャップ」でした。
アメリカの医療は、徹底した「専門分業制」です。
根管治療(歯の神経の治療)は根管治療の専門医へ、歯周病は歯周病の専門医へ、抜歯やインプラントは口腔外科の専門医へ。
患者様は、症状ごとに全く異なるクリニックを回り、それぞれの専門医から治療を受けます。
確かに、一つひとつの治療の専門性は高くなります。
しかし一方で、患者様という「一人の人間」をトータルで診る医師、その方の生活や人生の背景までを把握して寄り添う医師が、どこか置き去りになっているようにも感じられたのです。
さらに、アメリカには日本のような手厚い国民皆保険制度がありません。
そのため、高額な自費治療を受けられる富裕層と、基本的な治療すら満足に受けられない層との間に、過酷な格差が存在していました。
日本に帰国後、私は得られた知識を日本の臨床現場で発揮すべく、まずは都内の多様なクリニックで勤務しました。
六本木の自費専門クリニックから、直近まで勤務していた文京区の一般歯科クリニックまで、幅広い現場を経験しました。
患者様が本当に求めているのは、すべてを安心して任せられる『かかりつけ医』なのではないか
日本の歯科医療も今、アメリカのように「専門医化」へと進みつつあります。
しかし、私は日本の優れた保険制度をベースに、一人の医師が患者様のお口全体を包括的に診る「マルチなゼネラリスト(総合医)」のあり方こそが、日本の風土や日本人の気質に最も合っているのではないか、と考えるようになったのです。
何でも相談できて、自分のことを一番よく知ってくれている先生。
どこに相談したらよいかわからないお口の症状があったとき、一番先に相談できる「街のかかりつけ医」。
その姿こそが、私が歯科医師として最終的に果たすべき「地域医療への貢献」という大義であると、深く確信いたしました。
上永谷丸山台デンタルオフィスが掲げる「3つの治療方針」
当院は、大学病院レベルの知見や口腔外科・インプラントの高度な技術を持ち合わせていますが、それを「高額な自費診療」の押し付けのために使うことはありません。
あくまで「保険診療を基盤とした地域密着型の歯科医院」として、皆さまが日常的に安心して通える体制を構築いたします。
そのために、私は以下の3つの治療方針を基本として徹底いたします。
① 患者様への十分な説明と同意(インフォームド・コンセント)
医療において最も大切なのは、医師と患者様の間の「信頼関係」です。
そのため当院では、カウンセリングの時間を重要視しています。
当院のカウンセリングでは、一方的に治療法を説明することはいたしません。
まず最初に行うのは、「患者様が、今日何を求めて当院に来られたのか」をお伺いすることです。
「とにかく今ある痛みを止めてほしい」のか、「時間がかかっても全体をきれいに治したい」のか、「費用を抑えて保険の範囲内で収めたい」のか。
求めるものは、患者様一人ひとり、またその時の状況によって全く異なります。
それをしっかりと受け止めた上で、「そのご要望に対して、私たちが何を提供できるのか」を、わかりやすい言葉で、選択肢を広げてご説明いたします。
② 予防歯科を重視し、定期管理による口腔健康の維持・増進
これからの歯科医療は、悪くなった歯を「削って治す」だけでは不十分です。
本当に大切なのは、悪くならないように「守る治療」をすること。
つまり、予防歯科へのシフトです。
どれほど優れた人工の歯やインプラントを入れても、生まれ持ったご自身の天然の歯に勝るものはありません。
私たちは、皆様の大切な歯を1本でも多く、長く残すために、定期的なメンテナンスとリスク管理(予防プログラム)を重視します。
「歯医者は痛くなってから行く場所」というイメージを覆し、「お口をスッキリさせ、健康を維持するために行く心地よい場所」にしていきたいと考えています。
③ 年齢や身体状況に配慮した、安全かつ質の高い診療環境の整備
当院が診療を行うこの地域には、小さなお子様から、働き盛りの世代、そして長年この街を支えてこられたご年配の方まで、幅広い年齢層の方々が暮らしています。
だからこそ、どのような年齢、どのような身体状況の患者様であっても、安全かつ快適に治療を受けられる環境づくりに努めています。
特にお体に持病(高血圧、糖尿病、心疾患など)をお持ちのご年配の方の治療においては、私が長年大学病院の口腔外科で培ってきた「全身管理の知見」が大きな強みとなります。
お体の状態を的確に把握し、医科の主治医の先生とも密に連携を取りながら、安全を最優先にした治療を行います。
また、院内の「医療安全体制」および「衛生管理」については、関係法令を遵守します。
欧州最高水準である「クラスB滅菌器」や、器具を隅々まで洗浄する「自動洗浄機」、使い捨て(ディスポーザブル)製品の採用に加え、院内を流れるすべての水をクリーンに保つ給水衛生システム「ポセイドン」を導入。
目に見えないところまで徹底的にコストと手間をかけ、安心・安全な診療環境を維持し続けます。
口腔外科の専門性があるからこそできる「正しい診断と、適切な地域連携」
「口腔外科の専門医」と聞くと、皆様は少し身構えてしまうかもしれません。
「私には関係のない、大きな病気を診る場所なのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、街のかかりつけ医に口腔外科の知見があることには、非常に大きなメリットがあります。
それは、「このお悩みが、一般的な歯科治療で治るものなのか、それとも専門的な医療機関での処置が必要なものなのかを、正確に『診断』できる」という点です。
お口の中のデキモノ(腫瘍や粘膜疾患)、長引く口内炎、顎の痛み(顎関節症)、親知らずの抜歯など、お口のトラブルの中には「普通の虫歯治療」の知識だけでは判断が難しいケースが多々あります。
「この症状は、ここで責任を持って治療できるのか。それとも、すぐに大学病院などの専門機関へご紹介すべきなのか」
この「診断の境界線」を見極める力こそが、患者様の健康、時には命を守るために重要なポイントとなります。
当院では、私のバックグラウンドを活かし、親知らずの抜歯や一般的な外科処置であれば、遠くの大学病院までわざわざ足を運んでいただくことなく、当院の清潔な個室診療室(オペ室対応)にて、地域内で完結させることができます。
これにより、患者様の移動や待ち時間の負担を減らすことが可能です。
一方で、より高度な精密検査(検査入院など)や特殊な手術が必要と診断した場合は、自分たちだけで無理に抱え込むことはいたしません。
これまで培ってきたネットワークを活かし、大学病院や総合病院と速やかに連携し、スムーズな中継役となります。
「ここに来れば、お口のどんなトラブルでも正しい道筋を示してもらえる」という安心感をお届けします。
私たちが「土日祝日診療」と「訪問診療」を行う意味
当院の診療体制において、私がこだわった大きな特徴が2つあります。
それは「土日祝日の診療」と、今後展開していく「訪問診療」です。
「平日は仕事が忙しくて、どうしても夜まで歯医者に通えない」
「土曜日の夜に急に歯が痛み出したが、どこも開いていなくて月曜日まで我慢した」
このような経験をお持ちの方は非常に多いと思います。
歯の痛みや突然のトラブルに、カレンダーの休日は関係ありません。
患者様が本当に困っているときに、「いつでも開いていて、相談できる」という安心感を提供することこそが、地域医療の一翼を担うクリニックのあるべき姿だと私は考えます。
お通いいただけなくなっても、最後まで責任を持って
もう一つの大切な取り組みが「訪問診療」です。
この丸山台の街で、皆様と長く定期的にお付き合いを続けていく中で、一つの現実と向き合うことになります。
それは、今は元気に当院まで歩いて通ってくださっている患者様も、10年後、20年後には、年齢を重ねたり、お体の具合が悪くなったりして、通院が困難になってしまう日が来るかもしれない、ということです。
これまでの多くの歯科医院では、通えなくなってしまった時点で、患者様との関係が途切れてしまうことが少なくありませんでした。
しかし、私はそれを良しとしません。
今まで通院で来てくださっていた患者様が、来られなくなってしまったときこそ、私たちがご自宅や施設へ出向くべきではないか。
最後まで責任を持って、その方のお口の健康、そして『食べる喜び』を支え続けたい。
通院ができなくなっても、私たちの繋がりは終わりません。
訪問診療を通じて、住み慣れた場所で最期までご自身の口から美味しく食事ができ、笑顔で過ごせるよう、生涯にわたってお供をさせていただきたいと感がています。
地域の皆さまへ ― 最後にお伝えしたいこと
私はこれまで、大学病院や海外留学、自費専門クリニックなど、さまざまな環境で歯科医療に携わってきました。
その中で、常に自分自身に問い続けてきたことがあります。
「本当に患者様のためになる医療とは何か」
高度な技術や最新設備は、もちろん大切です。
しかし、それだけでは患者様の不安や悩みを解決することはできません。
患者様が本当に求めているのは、
「この先生なら安心して相談できる」
「困ったときに、まず最初に電話したい」
「自分や家族のことを長く見守ってくれる」
そんな、“信頼して任せられる存在”ではないでしょうか。
私は、この上永谷・丸山台の地域で、そのような歯科医院を築いていきたいと考えています。
小さなお子さまの虫歯予防から、働き世代のメンテナンス、ご高齢の方の入れ歯や訪問診療まで。
そして、突然の痛みや、親知らず、インプラント、顎の悩みなど、専門性が必要な場面まで。
「まずはここに相談してみよう」
どんな小さなお悩みでも構いません。
痛みがあるときはもちろん、「少し気になる」「相談だけしてみたい」といった時でも、どうぞお気軽にご来院ください。
皆さまとお会いできる日を、心より楽しみにしております。
上永谷丸山台デンタルオフィス 院長 田草川 徹
経歴
明海大学歯学部卒業
明海大学大学院歯学研究科修了
大学院卒業後、大学病院にて約20年間勤務(講師として臨床・研究・教育に従事)
2018年~2020年:アメリカ・ボストンへ留学
マサチューセッツ総合病院 顎顔面外科学分野
ハーバード歯科医学校
骨格生物学研究機関
帰国後、都内(六本木の自費専門クリニック~文京区の一般歯科)にて勤務を経て、上永谷丸山台デンタルオフィスを開院
所属学会・資格
(公社)日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
